2021.11.05
「日比谷 OKUROJI」が、グッドデザイン賞 / SDA賞(銀賞)を受賞しました。
環境デザイン、サイン計画を担当させていただいた「日比谷 OKUROJI」が、グッドデザイン賞2021 / SDA賞:第55回日本サインデザイン賞(銀賞)を受賞しました。
グッドデザイン賞
JR東日本(山手線、京浜東北線、東海道線)とJR東海(新幹線)の鉄道高架下を300mに渡り開発したプロジェクト。東京都千代田区という都心にありながら、時代から取り残されたようなネガティブ要素が多い環境であったが、現存する希少な煉瓦アーチや高架梁の曲線美等に改めて光をあて、都市との回遊性と賑わいを生み出すことを目指した。
SDA賞
100年以上の歴史を刻む煉瓦アーチ高架橋が主役となる高架下空間を浮かび上がらせるため、サインは脇役に徹し、ガラス、H形鋼、黒皮鉄、コールテン鋼など、100年の歴史と調和する素材とシンプルなフォルムで構成。 日比谷、有楽町、新橋のそれぞれにエントランスがあるため、あえてデザインを統一せず、街の個性に合わせて素材や形状に変化を持たせた。通常の商業施設の案内サインのように、カラフルなロゴ、料理や商品の写真を使わず、統一したフォントとモノトーンのグラフィックにより、シンプルかつシンボリックな表示方法を選択した。